2017年7月11日火曜日

アリとセミと梅雨明けと

昨日7月10日の夜、京都で羽根のあるアリが盛大に飛んでいた。いま話題のアリである。しかしこれは普通のアリであろう。もちろんヒアリであるはずがない。

在来種のアリである限り外来種のアリの防御になるわけだし、シロアリにとっても天敵であるはず。虫が嫌いな方には難儀なことだと思うが、どうか過度の敵視は無用になさって下さい。

この羽根のあるアリ、地面を飛び立ったのは女王アリと雄のアリで、ハネムーン・フライトなのである。そして梅雨明け(もしくはしばらく長雨はない)のサイン。女王アリはこのあと地上に落ちて羽根も落とし、産室である巣を掘りはじめる。そのためにはしばらく雨が来ないことが望ましい条件となるから、それを見定めて飛び立ってゆくわけだ。たしかに天気予報を見ても一週間先まで雨の予報はない。幸多かれと祈る。

そしてセミが出現するのももう間近のはず。セミもアリと同じで、雨で柔らかくなった地面を掘り進んで地上に出て、そして晴天の下で繁殖をはじめる。



もっともセミにしたところであわて者はいるもので、雨上りの6月30日に、早速羽化して鳴いていた先遣隊もいた。しかし本隊も、もうじきには現れてくるだろう。

祇園祭の前祭の鉾建てもはじまった。あとすこしで京都も夏の本番なのだ。

(この写真は2006年の鉾建て)

2017/07/11 若井 朝彦
アリとセミと梅雨明けと

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